最近はベートーベンの第九(オーケストラ)を聴きながら、僕は読書、有香ちゃんは仕事をしてます。
元々はベートーベンが頭の中で聴いたこのすばらしい曲、彼の頭の中ではどんな風に聞こえたのかな?なんて考えながら、会社の隣の大学の中を散歩するときなど、iPodで聴いてます。(昼間、よく30分くらい散歩するんだ。)
最近あんまりブログに書くことがない。 読者のみんなは、僕と有香ちゃんが家で何をよく作るか、どこのレストランで何を食べてるか、誰とよく夕食をとるかなど、もうよーく知ってるからねぇ。
今週は有香ちゃんは統計学のコースを、トヨタの隣のモナシュ大学で朝9時から午後5時まで受講してます。 月曜日から金曜日までね。 なので、今週は通勤するのが楽なんだ。 隣の大学の有香ちゃんの講堂までは、徒歩距離内だから、僕は会社に行くだけ。 今日は会社を5時半にあがり、(定時上がりの僕です)、会社の外で有香ちゃんと待ち合わせし、そこから車で3分くらいのところにあるKotarayaにいって晩御飯を食べました。 Kotarayaは海南鶏飯の写真を撮って以前ブログに載せた、あそこです。 僕は結構行くから、オーナーが覚えてくれてて、行くと「ケイ」って呼ばれます。 たまに、昼間とか、ランチをオーダーするんだけど、声も覚えてくれてるみたい。 すごいでしょ? オーナーさんの顧客サービス満点だよね。 電話の声を覚えるのは、相当難しいと思うな。
ちなみに有香ちゃんは、論文を書く上で統計学は必要な知識なんだ。 研究にはインタビューやアンケートなどつきものだけど、例えば1000人くらいにアンケートをしたとき、アンケート結果を統計的に分析して、傾向などを特定する必要があるんだ。 なので、その一環で、今週トレーニングに出てます。
有香ちゃんの仕事は大変だけど、自分のやりたいことをしっかりやれる仕事です。
僕の場合は、自分の能力を活かした仕事をしてます。 コールセンターなどとは違って、確かに僕でなければできない仕事なので、それなりにやりがいはあるよ。
有香ちゃんも僕も、この不景気の中仕事があって、本当に恵まれてます。
明日はもうすぐ仕事を辞める同僚とのランチです。 (うちの会社、結構離職率高いような気がする)。 事務的な仕事をやってるんだけど、かなりつまらないらしいので。 まぁ、僕は翻訳とはいえど、事務的な仕事も結構やるので、確かに事務的な仕事はつまらないのは分かるな。 あと、翻訳も、自分の能力にあった仕事だけど、一日中同じ文書を訳すのは、ちょっと退屈な時もあるし。
僕は一応通訳・翻訳の資格を持ってるし、また金融危機直後は有香ちゃんのリサーチアシスタントとしてHuman Resource(人的資源、人事)の分野で働かせてもらいました。 僕の同僚は、これからどういった資格などを目指していくべきか、昼食中にちょっと話したいらしい。
今は就職活動、大変な時だよね。 特に日本の大学生はさ。
日本で就職活動をやったことがない僕なので、日本事情はよくわからないけど、こっちで就職活動をするとき、なにより求められるのは「資格」ではなく「実務経験」。 さっきも言ったけど、僕は通訳・翻訳の資格を持ってて、あとは、クイーンズランド大学の通訳翻訳の修士号、メルボルン大学の経営・IT修士号を持ってるけど、実際に面接などでいろいろきかれるのは、実際の実務経験についてだったからなぁ。
仕事を得るためには実務経験が求められ、実務経験を得るためには仕事が必要、という、堂々巡りの状況だよね。 求められるスキルや経験も、時代によって変わるしね。 例えば、昔は英語を話せたら、それだけで多分仕事がもらえただろうけど、今は英語はもはや前提条件になりつつあるし。
これからは中国語かな? 中国といえば、今は日中関係が緊張してるよね。 中国はちょっとやりすぎだと思うけど、昔日本がやったひどいことの報復なのかな。
さて、 今週の土曜日は、友達(Joy(ジョイ)ね)と有香ちゃんと3人で、北京鴨を食べに行きます。 まだ行ったところがないレストランだから、写真撮ってくるね。 Joyは本当にしっかりしていて、有香ちゃんも僕も尊敬してる人のひとり。 こないだのワイナリーのレストランに来てた、中の良い友達の一人だよ。 もともとはマレーシア出身かな。 すごく頭の切れる子で、優等生なんだけどユーモアもたくさんある、素敵な友達です。
以上、あまり話の流れのないまま、ちょっと考えてることを書きました。
こういうことをゆっくり書ける時間があって、今週は嬉しいけどね。
じゃ、またね。
皆様、たくさんの納得できるそして思いやり深いコメントをしていただいて 本当にありがとうございました(__)
ちょっとした事で直ぐに動揺してしまう私の方が、娘よりも よっぽどコドモなのかもしれません。
ryuichiroさんのご指摘通り!だと思います。
そう思うと とても気が楽です(^_^)
投稿情報: ナオコ | 2010/10/05 09:06
>>千晶が帰国してから 見せてあげたいと思います。
自らの考えでボスニアに行くような子だから、十分に判断できるんじゃないかなぁ。
僕の方こそ教えを請いたいくらいです(笑)
以外と「子の心、親知らず」なのかもしれませんよ。
投稿情報: ryuichiro | 2010/10/04 23:17
いいねぇいいねぇ… \(^o^)/
私はヘラヘラコメント投稿者だけど・・・ (^_^;)
たまにこんな真面目な【お悩み?…】投稿に対し、環境違うそれぞれが無理なく自分なりのコメントで発信してくれる(*^^)v
まずは目を通し…
また時間があればゆっくり考えながら目を通す…
naokoさん。。。 よかったね(@^^)/~~~
投稿情報: AKKO | 2010/10/04 13:29
龍坊のコメントに追加で、僕の考えを。
「自分が何をやりたいのか」も大切だけど、その問いに答えられる人は少ないと思うな。 なので、「自分が何をやるべきなのか」そして、「自分に何ができるのか」など、考えてみるのもいいかもね。 また、万が一投稿したコメントを取り消したい場合などは、僕にメールなりで知らせてくれれば、僕(このブログの管理者)の方でコメントを削除することもできるよ。 まぁ、このブログを見てる人は限られてるから、僕のブログは好きなことをコメントできる安全な場所だよ。
投稿情報: 圭介 | 2010/10/04 12:39
ryuichiro様 貴重なご意見聞かせていただいて、ありがとうございます。心から感謝します。
実は、投稿した後で、とても後悔しました。
投稿の内容は、私の気持ちの迷いの問題で 誰かに甘えたいだけだと気付きました。akkoさんが言ってくれてるように、私の役目はドーンと(笑顔)で待つことですね。
ナンバー1のryuichiroさんの言ってくださってること、千晶が帰国してから 見せてあげたいと思います。とても 嬉しかったです。
圭君のブログ。悩み事相談みたいになって ごめんね。
今度は 楽しいコメントしますからね!(^^)/~~~
投稿情報: ナオコ | 2010/10/04 09:21
>>日本の大学生の就職活動。。。
30年間ほぼ一つの会社で、しかも佐賀県という非常に狭い社会(世界)で生活してきた僕に、より広い世界で活躍しようとする若者の今後を示唆する資格はほぼ無きに等しいのですが、ひとこと。
もし僕が30歳前後で千晶さんや圭介のような'技量(スキル)'と'度胸'があったのなら、就活の対象を日本に限定しないと思います。だから欧米という事ではなく、少なくともアジアを対象としてやりがいのある仕事を探すと思う。
より広い世界(物理的に)で考えた方が間違いなく仕事の多様性はありますからね。
長く仕事をして思うのだけれど、仕事は何よりも自己実現(もしくは自己表現)のためにやるものではないかな。
もちろん、結果的に'人のため'という効果もあるのでしょうが、先ずは、「自分が何をやりたいのか、何を表現したいのか」という意志が最も大事だと思います。
「自分が何をやりたいのか、何を表現したいのか」は、本来、長い時間をかけてやっと分かるものなのでしょうが、理論やインターンシップを通じてその時間(経験)を短縮することは可能です。
だから、僕は子供達に'学べ'と言っているのです。まぁ、学生は「学ぶ」事くらいしかできないですからね。
人生に後悔はあり得ない(後悔しても始まらない)のですから、千晶さんには(もちろん圭介クンにも)広角の視野を持って'事'に当たって欲しいものです。
加えて、Stay hungry, stayfoolish(ハングリーであれ。馬鹿であれ)という事も大事。結果の善し悪しは短い時間では判断できないものです。
投稿情報: ryuichiro | 2010/10/03 21:31
naokoさん… (^_^)/
同様に主婦の私にはよく解らないのですが…。
親元離れて数年間、学業に専念し、取得できるものを手にし、未知数の経験をし… その間、先を見たり足踏みしたり… 本人の想いは如何ばかりでしょう。 naokoさんの愚痴?はここだけの話として。。。
【日本での就活】に悩む千晶姫が居るとして・・・何時、如何なる時でも実家にド~ンと笑顔で待ってくれてるnaoko母の存在があれば… 多少時間が掛かっても自分らしい道を歩き始めるでしょう。
世間を知らない私ですから抽象的な事しか書けません(^_^;)
立派に自分の道を歩いてる圭介…
そして立派に会社を繁栄ing させてるryuichirohさんのコメント、宜しくお願いします。
投稿情報: AKKO | 2010/10/03 12:59
続きです。
主婦の私には よくわからないのですが、
日本の企業では、専門的な職種は別として、企業の中の (こま)として上手く働いていけるか。。も 大切な条件なのではないかとおもいます。娘は平和主義者で その場を円く治めようと努めるほうですが、自分の考えとなると一歩も引きません。あの やる気満々の雰囲気は。。。引いてしまうんじゃないかな。。
ごめんなさい。なんだか母親の愚痴になってしまいました。恥ずかしいけど思い切って投稿(?)します。
投稿情報: ナオコ | 2010/10/03 09:09
日本の大学生の就職活動。。。
個人的なことで恐縮ですが、我娘も帰国したら再び就活です。特科コースを選んでたので、3月で院卒の予定だったのですが、通常課程の大学院2年として残ることになります。
インターンシップに恵まれ、大学から離れてみて(何をあんなに急いでいたんだろう)という言葉もきけるようになりましたが、本人の将来の希望を叶えるためには 実務経験が不可欠のようです。
娘自慢をするわけでは 全くありませんが、(勉強はやったもん勝ち)の口癖で頑張っていました。ダブル校も経験し、さまざまな検定試験にも挑戦していたようです。
それもこれも、早く社会にでて自分の(実力)を試してみたい一心だったようです。
投稿情報: ナオコ | 2010/10/03 08:47
牛すじの煮込み、ね。
http://cookpad.com/recipe/267009
今日(10/02)の夕食は、小エビの唐揚げと牛すじの煮込みでした。まるで、居酒屋メニュー!
海外にも'牛すじ'って売ってるのかな? 安くてとっても美味しいです。
腕が良い、というよりも「クックパッド」が偉大なのかも...
投稿情報: ryuichiro | 2010/10/02 21:45
>>大学の中を散歩するときなど、iPodで聴いてます
リッチだね。なかなか良い時間の使い方だと思います。気持ちの持ち方次第だろうけど、僕にはなかなか真似できない。
classical musicは省平さんの専門だから具体的には話せないけど(恥ずかしくて)、僕たちも夕食が終わってゆっくりするときは、アリアなんかを良く聞きますね。Popsも楽しいけど、くつろぎたいときはやっぱりゆったりした音楽が良いですね。
最近、再発見したんですが、考えれば当たり前かもしれないけど、料理、酒、音楽は同一国のものが相性が良い。例えば、イタリアンを食べるときはワインとアリアやカンツォーネって言うことね。そう思わない?
しかるに、刺身を食べるときは日本酒と雅楽ってことですね。試したこと無いけど(笑)
>>有香ちゃんも僕も、この不景気の中仕事があって、本当に恵まれてます。
二人とも自分のスキルに見合う仕事を得ていると思いますよ。(僕の知る範囲の話だけれど)日本では大多数の人がスキルに見合わない仕事に甘んじているように感じます。
確かに中途入社の場合は実務経験を重視するけど、それ以前の問題(大前提と言うこと)として、学校で得る'知識'は必須ですね。
最近の日本の大学は3年生になると就職活動をするので、専門課程の勉強をほとんどやらない(やれない)んじゃないかな。大学=専門の意味が薄れているように感じます。
大学での最初の2年間は高校の復習と概論を学習するので、これは大学とは呼べない。3年生以降は専門課程に入るのだけれど、就職活動でまともに勉強できない。
上手く行って就職が決まれば、単位を'落とさない'レベルの勉強で専門課程を終える。教授もまた、就職の決まった生徒を落第させることはしない。
ということで、高校生みたいな学士(大学卒業生ね)が誕生するという具合です。
しかるに、僕としては、現代では最低でも'修士'まで進学すべきじゃないかと思っています。これでやっと、本来の学士レベルと呼べるんじゃないでしょうか。非常に無駄な感じですけどね。
閑話休題
>>昔日本がやったひどいことの報復なのかな。
う~ん... そうかもしれないけど、それは無いよね。戦争責任は東京裁判で決着しているし戦後補償もやっているわけだから。
例えば、イギリスなんて19世紀以降の植民地政策で世界を荒らし回ったし、スペイン,ポルトガルは14世紀から海賊状態ですからね。特に、スペインなんてアステカ,インカ文明を滅ぼしているんだから、ひどい話です。でも、勝者である彼らは何ら責任を問われていない。
ということで、もし中国が歴史的見地から日本に報復をしているとすれば、'常識'から考えて「その考え方は変」と言えるんじゃ無いでしょうか。僕はそう思いますけどね。
投稿情報: ryuichiro | 2010/09/29 11:47